​人類進化と生態共存

​台湾世界宗教博物館主催シンポジウム

　台湾の霊鷲山・無生道場の心道法師の提唱により、「人類進化と生態共存」をテーマとしたシンポジウムが台湾新北市で開催されました。この壮大な集まりには、世界各国から多岐にわたる分野の科学者や各宗教のリーダーたちが一堂に会し、檀上和尚もパネリストとして特別に招かれました。

　シンポジウムでは、パネリストたちが緊迫する生態系の危機、人類の生活スタイルの見直し、霊性の成長と生態的調和の融合、人と自然の共生と持続可能な経済発展の実現方法について熱く議論しました。わずか二日間という短い時間の中で、様々な思想が交錯し、時には激しくぶつかり合いながらも、豊かな新たな洞察が生まれる貴重な場となりました。

　この対話を通じて、私たちは普段当たり前だと考えている「現代生活」を深く見つめ直し、再定義する機会を得ました。真の発展とは何か、持続可能な幸福とは何か、霊性の成長と成就とは何か、そしてこれらをどのように実現するかについて、再考することができました。